2020年東京オリンピック暑さ対策

2020年東京オリンピックが開催される期間は蒸し暑い気候が予想されるため、細心の注意を払い競技環境に備えてください。

  • 2020年東京オリンピック期間は高い気温が予想されており、気候順応を促す目的で専門家によるガイドを作成しました。
  • 気候順応方法、予冷方法、及び水分補給に関する情報が以下に記載されています。
  • ご自身とチームメンバーは、国際オリンピック委員会(IOC)医療部門による推奨事項の全リストにアクセスすることができます。

蒸し暑い環境下での運動は、持久運動能力保持の難易度を高め、熱痙攣、熱疲労、熱中症などの病気を引き起こしやすくなり、様々な懸念を抱えています。しかし、私達はこれら要因が競技準備の悪影響とならない事を望んでおり、今回専門家による分かりやすいガイドをまとめ、あなたの最高のパフォーマンスを支援したいと思っています。

国際オリンピック委員会(IOC)医療部門との提携で作成されたガイドは、東京で行われる競技に関する主な懸念事項の対処、暑さによる疾患発症リスクの軽減、そしてパフォーマンスを向上させる方法を提供します。

気候順応方法

東京の蒸し暑い環境に備える最善の方法は、大会が開催される前に気温の高い場所で練習を行う事です。

高温環境に整えられた専用ルームや、先端技術を含まず作られた温度の高い部屋で繰り返し運動する方法が適切でしょう。深部体温と皮膚温度が上昇し、大量の発汗と特定強度での心拍数低下、電解質のより良い保持を促します。

身体の気候順応には7~14日ほどかかるため、大会開始の少なくとも2週間前から東京のコンディションに似た環境でトレーニングすることをお勧めします。競技出場の数週間前に、適応能力をさらに高める高温気候順応トレーニングキャンプを完了することをお勧めします。

こまめな水分補給を

エリート選手として水分補給の大切さは既にご存知だと思いますが、東京ではさらに重要性が増します。

蒸し暑い環境で行われる競技は発汗を促し、汗を流すことは体を冷やす重要なプロセスではありますが、過剰な発汗は脱水症状を引き起こす可能性があります。脱水症状は全身の体温上昇を加速させ、競技におけるパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。

これを避けるには、1日を通して流した汗を水分で補給する必要があります。運動前後及び運動中を通してこまめに水分補給する習慣をつけることが重要です。

気温の高い環境下でのトレーニングまたは競技を行った後、ナトリウム、炭水化物、必要に応じてタンパク質を含む回復用飲料を摂取する事をお薦めします。塩分を含む食品などと合わせて飲み物を摂取するのが好ましい水分補給方法です。

計画性のある水分補給スケジュールを作成することも役に立ちます。90分以上の激しい運動を行う場合は特に、パフォーマンス向上を促すでしょう。水分補給方法は、必ず自分のコンディションに合わせて調整してください。かかりつけの医師とコーチに相談し、適切な補給スケジュールを作成してください。

予冷方法と関連用具

競技が始まる前は必要でない限り暑さを避け、可能な場合は日陰でのウォームアップを行ってください。アイスベストや冷やしたタオルの使用、扇ぐなどの方法をご検討頂き、冷たい飲み物を摂取しやすい距離に置き体温調節を行ってください。

目を保護することも大切です。紫外線を100%カットするサングラスの着用をお勧めします。油分を含まない水性の日焼け止めを塗り、肌を守ることも重要です。淡色の服は日射の影響を最小限に抑えることができますが、吸汗発散性を妨げる素材は避けてください。

日々のプログラムに組み込む予冷方法は、競技中に影響が出ないようトレーニングの際に試した上で、必ず各自調整してください。

2020年東京オリンピック暑さ対策詳細を知りたい場合こちらをクリックし、ご自身とチームメンバーの競技準備に役立つ、国際オリンピック委員会(IOC)医療部門による全詳細が掲載されたリーフレットにアクセスしてください。

 

全詳細リーフレット – 暑さ対策