アスリート委員会の議論とルール40プラットフォームの発表

IOCアスリート委員会会長、カースティー・コベントリーからのメッセージ

アスリートの皆様、

昨年の国際アスリートフォーラム、および最近のIOC理事会とIOCアスリート委員会の合同会議に関する最新の続報をお伝えします。

すべてのアスリートと継続的に対話し、オリンピック・ムーブメントの決定に際して必ずアスリートの視点を中心とすることは、我々選出された代表者としての重要な任務です。

この継続的な対話の一環として、昨年4月に開催された国際アスリートフォーラムに、185の国内オリンピック委員会(NOC) から350名のアスリート代表者が参加しました。参加者からの主な提言として挙げられたのは、一貫した資金提供モデルの強化を継続し、206のNOCが管轄する全てのアスリート、IOC難民オリンピック選手団、およびオリンピックスポーツ全種を支援することです。

そこで、一貫した資金提供モデルを保護するという集団的な関心と、収入に関する各選手の個人的な権利とのバランスを取ることが重要となります。

これについては「アスリートの権利と責任宣言」の権利5で明らかにされています: アスリートは、自らのスポーツキャリア、名前、肖像に関連して収入を生み出す機会を活用できますが、同時に知的財産権やその他の権利、イベントやスポーツ団体のルール、オリンピック憲章を認識して受け入れなければなりません。 

もちろんIOCアスリート委員会は、そのバランスを取るために、大会時におけるアスリートによるマーケティングの枠組み(オリンピック憲章第40条、付属細則3項を含む)が果たす重要な役割を認識しています。

IOCアスリート委員会およびIOC自体も、ルール40で定められた枠組みが個人の経済機会と権利を不当に制限していると考えるアスリートがいることを認識しています。2020年東京オリンピックにおいては、ルール40の枠組みの変更によりアスリートとそのスポンサーに対する柔軟性が高まっている点も強調したいと思います。

したがって、IOCアスリート委員会では、このトピックに関する包括的な協議を図り、2020年東京五輪におけるアスリート広告の新しい主要原則の枠組みを使用したアスリート達の実際的経験を把握して、感想や意見など収集し、将来に向けた提案を行うつもりです。 

IOCアスリート委員会としては、この協議にアスリートやその団体、さらにその他の関係者も交えてプロセスを進めていきたいと考えています。

目標は、年末までにすべての提言を作成することを目指し、2020年を通じてこの深い協議を実施することです。ます最初のステップとして、 ワーキンググループを設立し、この広範な協議の目的と方法をさらに具体的に定義します。協議には、2020年東京オリンピックに出場するアスリートやアスリートの代表者とのフォーカスグループが含まれます。

さらに、 [本日]、IOCは2020年東京オリンピックにおける新しいルール40をウェブ上の通知プラットフォーム で公開し、例示的なガイダンスやよくある質問linkなどのサポート情報を各国のNOCと共有しました。このプロセスに関する詳細については、NOCへ直接お問い合わせください。

以上、どうぞよろしくお願いします。

Kristy Coventry Signature

 

 

 

IOCアスリート委員会会長、カースティー・コベントリー

「アスリートの権利と責任宣言」とは、スポーツの種類、年齢、性別、国籍に関わらず、すべてのアスリートを更に支援することを優先目標とした、オリンピック・ムーブメント内におけるアスリートの権利と責任についての概説です。詳細はこちらをご覧ください。